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2014.09.02 (Tue)
こんにちは。
わなびニュースさんの記事
これからアニメ化しそうなライトノベル。シリーズ平均一万部以上の未アニメ化作品
http://blog.livedoor.jp/wannabenews/archives/39858243.html#more
を読んで、自分なりの解釈や感想を書こうと思います。
この記事を見るとアニメ化しそうなライトノベルが27作品が挙げられています。
その基準は、元記事を引用するとこうです。
さて、その中でレーベル別に作品数を見てみると、
電撃:11作品
MF:7作品
富士見:3作品
GA:2作品
ヒーロー:2作品
スニーカー:1作品
ファミ通:1作品
となっています。
これを見ただけで、2つの事が読み取れます。
1,現在のライトノベル業界が電撃とMFの二強であること。
2,なろう作品の売上が高いこと。
です。
1は数字を見れば一目瞭然です。
対して2はどうでしょうか。
ここでヒーロー文庫の説明をしておく必要があるでしょう。
ヒーロー文庫とは主に小説家になろうの作品を書籍化しているレーベルです(一部、なろう作家による書き下ろしなどの例外があります)。
このヒーロー文庫、刊行数が月に1~3冊と少ない傾向にあります。
余談ですが、
http://www.shinbunka.co.jp/rensai/netnovel/netnovel05.htm
こちらに書いてある通り、編集者が一人だけだから、というのが理由のようです。
刊行数が少ないということは必然的に所持しているシリーズが少ないという事になります。
さらに、ヒーロー文庫といえば2012年9月創刊と非常に新しいレーベルです。レーベルのファンも他に比べれば少ないでしょう。
そんな中で二作品も挙げられているのです。これは編集者さんの腕はもちろんですが、それ以上になろう小説の強さが証明されたと言っていいでしょう。
しかし、なにもなろう小説はヒーロー文庫からのみ刊行されているわけではありません。
実はMF7作品の内1作品が、GA2作品の内1作品がなろう小説です。
考えてみれば、今や電撃の看板作品のSAOだって劣等生だってWeb小説発です。
Webの小説すげー。
加えて言及したいのがボカロ小説です。
MF7作品の内上位2作品がボカロ楽曲を元にした小説なのです。
先日アニメ化されたカゲロウデイズも小説化されていましたし、おそらくこの2作品も遅かれ早かれアニメ化されるのではないでしょうか。
ちなみに、ファミ通の一作品は艦これのノベライズということで、ボカロ小説と同じような『Webで人気→小説化』タイプですね。
Webの影響すげー。
Web小説、ボカロ小説、ゲームノベライズを除くと上の数字はこう変わります。
電撃:11作品
MF:4作品
富士見:3作品
GA:1作品
スニーカー:1作品
これを見ると電撃の強さが際立ちます。
では、その電撃の強さを少し探ってみましょう。
記事を見ていて驚くのが、同じ作家の作品が2つ挙げられていることです。
その作家というのが鎌池和馬先生(通称かまちー)。
かまちー先生は第九回電撃大賞の拾い上げでデビューした作家です。デビュー作は『とある魔術の禁書目録』で、電撃の看板作品の一つです。また速筆家としても知られています。
作家という観点で作品を見ていくと、電撃文庫の強みが見えてきます。
かまちー先生の他に、
『電波女』や『みーくんまーちゃん』の入間人間先生
『ロウきゅーぶ』の蒼山サグ先生
『狼と香辛料』の支倉凍砂先生
『キノ』の時雨沢恵一先生
『緋弾のアリア』の赤松中学先生
と、ライトノベルを読まない人でも知っているようなタイトルの作家がズラリとならびます。
電撃の強みは間違えなく、抱えている作家でしょう。
ライトノベルは作家買いをされないと言われることもありますが、そんなことはないのです。
そして何より11作品10作家の内、電撃大賞出身の作家が6人もいます。
これにより電撃の新人賞がどれだけ注目されているのか、さらに新人をどれだけ丁寧に育てているのかという部分がかいま見えます。
また、MFの新人賞出身で緋弾のアリアをMFから出版して一躍人気作家となった赤松中学先生を、電撃に引っ張ってきて新しい人気シリーズを刊行しているあたり、業界への影響力やパイプの太さが窺えます。
まあ電撃もMFも富士見もKADOKAWA系列なので、どの程度互いを意識して争っているのか、業界人ではない僕にはわかりませんが。
長くなりましたが、こんな感じです。
結論、Webと電撃TUEEEE!!って感じですかね。
ってか、そんなに長々と記事書くくらいなら小説書けよ……というツッコミ。
終わりです。
僕は『なれる! SE』の社畜主人公工兵を応援しています。
わなびニュースさんの記事
これからアニメ化しそうなライトノベル。シリーズ平均一万部以上の未アニメ化作品
http://blog.livedoor.jp/wannabenews/archives/39858243.html#more
を読んで、自分なりの解釈や感想を書こうと思います。
この記事を見るとアニメ化しそうなライトノベルが27作品が挙げられています。
その基準は、元記事を引用するとこうです。
・少年向け文庫本レーベル
・3巻以上刊行されている未完の作品
・2009年以降に1巻が発売されている作品
・シリーズ平均初動販売部数1万部以上
さて、その中でレーベル別に作品数を見てみると、
電撃:11作品
MF:7作品
富士見:3作品
GA:2作品
ヒーロー:2作品
スニーカー:1作品
ファミ通:1作品
となっています。
これを見ただけで、2つの事が読み取れます。
1,現在のライトノベル業界が電撃とMFの二強であること。
2,なろう作品の売上が高いこと。
です。
1は数字を見れば一目瞭然です。
対して2はどうでしょうか。
ここでヒーロー文庫の説明をしておく必要があるでしょう。
ヒーロー文庫とは主に小説家になろうの作品を書籍化しているレーベルです(一部、なろう作家による書き下ろしなどの例外があります)。
このヒーロー文庫、刊行数が月に1~3冊と少ない傾向にあります。
余談ですが、
http://www.shinbunka.co.jp/rensai/netnovel/netnovel05.htm
こちらに書いてある通り、編集者が一人だけだから、というのが理由のようです。
刊行数が少ないということは必然的に所持しているシリーズが少ないという事になります。
さらに、ヒーロー文庫といえば2012年9月創刊と非常に新しいレーベルです。レーベルのファンも他に比べれば少ないでしょう。
そんな中で二作品も挙げられているのです。これは編集者さんの腕はもちろんですが、それ以上になろう小説の強さが証明されたと言っていいでしょう。
しかし、なにもなろう小説はヒーロー文庫からのみ刊行されているわけではありません。
実はMF7作品の内1作品が、GA2作品の内1作品がなろう小説です。
考えてみれば、今や電撃の看板作品のSAOだって劣等生だってWeb小説発です。
Webの小説すげー。
加えて言及したいのがボカロ小説です。
MF7作品の内上位2作品がボカロ楽曲を元にした小説なのです。
先日アニメ化されたカゲロウデイズも小説化されていましたし、おそらくこの2作品も遅かれ早かれアニメ化されるのではないでしょうか。
ちなみに、ファミ通の一作品は艦これのノベライズということで、ボカロ小説と同じような『Webで人気→小説化』タイプですね。
Webの影響すげー。
Web小説、ボカロ小説、ゲームノベライズを除くと上の数字はこう変わります。
電撃:11作品
MF:4作品
富士見:3作品
GA:1作品
スニーカー:1作品
これを見ると電撃の強さが際立ちます。
では、その電撃の強さを少し探ってみましょう。
記事を見ていて驚くのが、同じ作家の作品が2つ挙げられていることです。
その作家というのが鎌池和馬先生(通称かまちー)。
かまちー先生は第九回電撃大賞の拾い上げでデビューした作家です。デビュー作は『とある魔術の禁書目録』で、電撃の看板作品の一つです。また速筆家としても知られています。
作家という観点で作品を見ていくと、電撃文庫の強みが見えてきます。
かまちー先生の他に、
『電波女』や『みーくんまーちゃん』の入間人間先生
『ロウきゅーぶ』の蒼山サグ先生
『狼と香辛料』の支倉凍砂先生
『キノ』の時雨沢恵一先生
『緋弾のアリア』の赤松中学先生
と、ライトノベルを読まない人でも知っているようなタイトルの作家がズラリとならびます。
電撃の強みは間違えなく、抱えている作家でしょう。
ライトノベルは作家買いをされないと言われることもありますが、そんなことはないのです。
そして何より11作品10作家の内、電撃大賞出身の作家が6人もいます。
これにより電撃の新人賞がどれだけ注目されているのか、さらに新人をどれだけ丁寧に育てているのかという部分がかいま見えます。
また、MFの新人賞出身で緋弾のアリアをMFから出版して一躍人気作家となった赤松中学先生を、電撃に引っ張ってきて新しい人気シリーズを刊行しているあたり、業界への影響力やパイプの太さが窺えます。
まあ電撃もMFも富士見もKADOKAWA系列なので、どの程度互いを意識して争っているのか、業界人ではない僕にはわかりませんが。
長くなりましたが、こんな感じです。
結論、Webと電撃TUEEEE!!って感じですかね。
ってか、そんなに長々と記事書くくらいなら小説書けよ……というツッコミ。
終わりです。
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